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  • 遊びを勉強にして日本語上達

    [:ja][2015年8月号掲載記事] 金 垣坰さん 「中学時代、岩井俊二監督の映画『Love Letter』を見てすごく感動しました」と韓国人の金垣坰さんは日本に興味を持ったきっかけを話します。「映画の中で描かれている町の風景や言葉は韓国とは全然違うのに、登場人物が喜んだり悲しんだりするところが韓国人の一般的な情緒と全く同じでした。それまで、外国人はみんな自分達とは違うはずと思っていた私にとっては新鮮な驚きでした」。 金さんは2012年4月に日本に来ました。赤門会日本語学校のビジネス就職クラスで日本語力をブラッシュアップしながら就職活動をしました。現在、株式会社ヒューマンパワーという外国人に特化した人材紹介会社で働いています。「日本での2つ目の職場です。以前の自分のように、日本で働きたい、日本で自分の夢を実現させたいと思っていらっしゃる外国人の方々が目標に近づけるよう努めています」。 金さんが日本語の勉強を始めたのは大学でした。「日本語を専攻すれば、少なくとも私の大好きな日本の歌やドラマを、歌詞カードや字幕なしでもわかるようになるかな、という軽い気持ちでした」。 しかし、歌やドラマを通じて日本語に親しんできた金さんには、授業はすぐにつまらないものになってしまいました。そこで考えたのは、遊びを勉強にすればいいということでした。金さんは好きなアイドルが載っている雑誌を買い、辞書を引きながら読みました。また、日本人の友達をつくり、メールでのやり取りも始めました。 「最初は、雑誌1ページを訳すのに1時間以上かかりましたが、だんだん文章の構造がわかるようになりました。日本の文化や風習を学ぶこともできました。茶柱が立つといいことがあると知ったのもそのおかげです」と笑います。1年後、金さんの日本語は日本の友達が驚くほど上達しました。 日本語の勉強で大変だと思うことは敬語だと金さんは話します。「最近『~させていただく』という言葉を、相手にやってもらうときも使ってしまい、冷や汗をかきました。でも、日本語の勉強で楽しいと思うところも敬語です。使いこなすのは難しいですが、正しくきれいな言葉遣いをしようと常に意識することで、私自身の言動も丁寧になると思います。そしてそれが相手に良い印象を与えることができます」。 休日はその日の気分で知らない街を歩くのが好き、と金さん。「都内の路線図を開き、行ったことのない駅を一つ決めます。そして、あてもなくその街をぶらぶら歩きながら、冒険を楽しみます。そうやって気持ちを切り替えると、たまっていたストレスも軽くなり、また明日もこの国でがんばろうと元気になれます」。 株式会社ヒューマンパワー[:en][From August Issue 2015] KIM Won Kyoung “Back in middle school, I was really…

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  • 小樽の歴史を語るクルーズガイド

    [:ja][2015年7月号掲載記事] ブラッド・マッカイバーさん 北海道小樽市にある小樽運河は、古い倉庫群が見どころの日本でも人気の観光地です。その町並みを水面から楽しめるクルーズ船のキャプテンとして働くのがニュージーランド人のブラッド・マッカイバーさんです。景色や建物の歴史を日本語で案内しているのが外国人と知り、多くの観光客が驚きます。 ブラッドさんが日本語に出会ったのは高校生のときでした。「マオリ語はニュージーランドでしか使えないし、フランス語は先生がきらいだったんです」という理由で、消去法で残った日本語を選択することにしました。「英語と全然違うところがいいと思いました。成績も結構よかったんですよ」。 高校を卒業した後、千葉県の高校に11カ月間留学しました。「高校で4年間日本語と日本の文化を勉強したのですが、最初は話しているスピードについていけず、全く聞き取れませんでした」。ホストファミリーがゆっくり話してくれたことで少しずつ日本語に慣れていったと話します。家族はスキーが好きで、ブラッドさんも何度か連れて行ってもらいました。このことが後の日本滞在に大きな影響を与えます。 留学後ニュージーランドの大学で地質学と日本語を専攻し、卒業後はJETプログラムに合格。埼玉県越谷市役所で働くことになります。国際交流に関する仕事を担当しましたが、同時に市役所のスキー部にも所属し、仲間とスキーを楽しむようになります。3年務め一旦帰国しますが、日本でスキーをしたい、と北海道のキロロリゾートでの仕事を見つけました。 キロロリゾートはスキー場で知られており、夏よりも冬が忙しいリゾート地です。勤め始めて数年した頃、お客の減る夏の間だけ、隣の小樽市で運河クルーズのガイドスタッフとして働いてみないか、と声をかけられます。 しかし、ガイドの内容はアウトドアではなく主に歴史に関することです。「最初は覚えるのが大変でした。最初の2カ月ほどはできるところまでガイドをし、残りは先輩キャプテンに交代、ということを繰り返し、少しずつ一人で案内できる距離をのばしていきました。4年目になる現在では、天候や雪景色などに合わせて紹介する内容を変えられるほどです。 ガイドとしてベテランになってきたブラッドさんですが、日本語のイントネーションが英語寄りになってしまうのをなおしたいと思っています。しかしその一方で「日本語が完璧になったら英語のイントネーションが変になりそうで。最近英語を話していないので、たまに話すと違和感があるんです」と笑います。 小樽運河クルーズ 文:市村雅代[:en][From July Issue 2015] Brad McIVOR With its delightful old warehouse district, the Otaru canal…

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  • 日本語を楽しく学ぶ秘訣は友達をつくること

    [From June Issue 2015] Ari TAMAT “I like Japanese architecture. Buildings in Europe are regulated because of the history of its cities, but in Japan,…

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  • 日本語を学ぶ過程で英語も上達

    [From May Issue 2015] Furat BANTAN “It’s gotten so that when I’m with non-Japanese friends in a restaurant, waiters only address me. Of course, I…

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  • 日本語力をいかしてやりたい仕事へ

    [From April Issue 2015] Nate SHURILLA “The other day when I went to a business networking event for various companies and made a presentation in…

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  • 日本語学校で知り合った仲間が宝物

    [From March Issue 2015] HU Shuhao YU Zhihang “We like Japanese comics and anime. We particularly like ‘One Piece.’ The passionate friendships between characters made…

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  • 日本では空気を読むことが大切

    [From February Issue 2015] RIO Tina “When I wanted to learn a second foreign language, I decided to choose Japanese,” RIO Tina from China says.…

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  • 日本人だけの職場で日本語力アップ

    [From January Issue 2015] Lewis Winglam PONG “I started studying Japanese when I came to Japan in September, 2013. I took the N3 (Japanese Language…

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  • 日本のアイドルがきっかけで日本へ

    [From Decemberber Issue 2014] Rassawan KONDEJADISAK “I like Japanese idols,” says Rassawan KONDEJADISAK, describing the interest that brought her over from Thailand to Japan. “I…

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  • ワーキングホリデーを使って日本へ

    [From Novemberber Issue 2014] Ada TSO “I came to Japan on a working holiday scheme and I’m enjoying working and traveling,” says English language teacher…

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